「ミニマリスト」という言葉を初めて耳にしたとき、一時の流行と捉えていた。しかし、今は一般的に認知され、流行ではなく一つのライフスタイルとして存在しているように思う。私は、特にお金に余裕があるのに、余り物を買わない人に対して憧れを抱くようになった。「お金があったら買いまくるわぁ。物欲ってなんで尽きないんだろう・・」と思った。
今までより身軽に暮らしたい。そんな気持ちが芽生えた。それにミニマリストってなんか格好いいよね・・・。こういうミーハーな気持ちがダメだったのか。ミニマリストの考えを自分の生活に取り入れようとした。家に物は少しだけ減ったが、物を減らそうとしたことで彼らのようには絶対になれないことを悟った。
私の特性として、
- 新しいものがあったら試したい。
- “プロ仕様”という言葉に弱い。
- 趣味の道具にこだわる。
- 怠惰・・。
などがある。絶対治せない部分もあるし、改善できると思ったところもある。
1.新しいものがあったら試したい
ガジェットを試して紹介してくれるyoutuberの動画をたまにチェックして、「おっ、これいいじゃん」となったものを買ってしまう。(ルンバ、ダイソンair wrap等)技術としては優れているけど、自分には必要なかったな~という感じだった。
2.“プロ仕様”という言葉に弱い
「その道のプロではないのに」というのを付け足さなければならない。プロがプロ仕様のものを買うのは大いにある話だ。自宅で髪の毛を染めようと思い、気づいたらプロ仕様の毛染めブラシにヘアダイを入れるカップを買っていた。おまけに髪の毛を分けるクリップまで。冷静に考えてみれば、ここまで必要ない。似たような言葉で「サロン専売品」。これも私が弱い言葉の一つ。
3.趣味の道具にこだわる
上記の話と通ずるところがあるが、最初は初心者向けのものから始めればいいものを、「どうせ買い替えることになるんだから」と自分に言い聞かせ、中級者向け(しかも道具の数も多い)を選んでしまう。代替品があるのに専用の“それしかできない”というものでも買ってしまう。
4.怠惰
「またその店に行くのが面倒だから」という理由で、似た種類の商品を念のため買う。
まとめ
そもそもミニマリストに向いていないんじゃないかとさえ感じる。(というか、十中八九そう)改善できる点を言えば、プロ仕様という言葉だけに引かれず、必要最低限のものだけ買う。似た商品の買い置きなんてしない、というところだ。遠い存在だから憧れるのか。ミニマリストは、私にとって孤高の存在だ。自分がべらぼうに買い物下手なところも分かった。勉強になりました。